2012/11/21

まっすぐとは何か。(その2)

(前回のつづき)


「どこをまっすぐとするか。」


ある時、とある上級プレーヤーさんに相談した際にいただいた言葉でした。
僕がアドバイスを受けた中でもこれが1,2番目に重要なキーワードと考えています。

いたってシンプルなのですが、要は、なにも全部まっすぐにする必要はなくて
真っ直ぐなところでリリースできればよい、ということでした。

この、まっすぐ(改)を意識しながら練習することで、まず飛びが安定してきました。
”ささらない病”を克服することができたのもこちらのおかげです。


真上からみた軌道イメージ

ちょっとリリース位置とか実際とずれているかもしれませんが、
両方ともブルに入ったイメージで図にしてみました。

左は全てまっすぐを意識して肘はBULLと同じラインに固定していた時。リリースポイントがシビアで腕の動きも再現性が低かったと思います。

右はまっすぐになっている場所を意識した時。
自分の場合肘はBULLより少し外側に開く形が、力まず、まっすぐな軌道を邪魔しないことが判りました。











こんな感じで、まっすぐになっている距離が増えることで力を伝えることができるゾーンも増えて(赤線部分)気持よく飛ばせるリリース位置が以前よりも明確になってきたことと、その結果がフォローの向きでチェックしやすくなったことが以前との大きな違いです!
まだ完全にできているわけではないのですが、このまっすぐの基準+チェックができてきて安定につながってきているんだと思います。

最近は、いままで「点」として持っていた情報が少しずつ「線」で繋がってきたことが、とても楽しいです。まだまだ人に教えたり、アドバイスをするのはおこがましいレベルとは思いますが
もし、同じようなことで悩んでいる方がいらっしゃったら参考にしてみてください!


2012/11/19

まっすぐとは何か。(その1)

レーティングでいうと7,8をさまよっていた期間はだいたい10ヶ月。
ず~っとそこを抜けることができなかった理由の一つとして、
「まっすぐ」についての認識があります。
ダーツを始めて2年、3度ほど大きい不調を経験しましたが、この「まっすぐ」ついて、
大きな勘違いをしていたことがすべてのトリガーになっていたと思います。

ダーツにおいてこの、「まっすぐ」はキーワード。
上級者の方から教わるときは、「まっすぐ引いて、まっすぐ出す」など
教わったことがある方も多いと思います。

違和感なく、まっすぐができる方はいいんだと思います。
僕の場合は、自分の腕と手首の構造の関係を無視して闇雲に
「まっすぐ腕を振らなければならない!」
と考えていたので、セット・テイクバックからリリースまでの間、
ダーツがずーと左を向いていました。左のままでもフライトが修正してくれるので
飛ぶことは飛ぶのですが、かなり不確定要素の多い飛びになっていました。

かといって、セットアップの時点で右側に手首が動く範囲で矢先をまっすぐにしても、
力むし、右方向へ力が乗ってしまい、狙いよりも右へズレてしまう。。
その日の調子で上手くまっすぐに振れて飛ばせていたときもありましたが、
できていた根拠がなかったので、長続きせず・・・の繰り返しで悶々としていました。


その2へ続く・・・






2012/11/16

煮込みこんどる





耐久性抜群のコンドル。
最近はカラーバリエーションも随分増えましたよね!
でも流石にひと月投げ込むと、よれたり、縁が傷んできます。

どこぞのブログに
「よれてきたら80°C位のお湯につけると復活するって書いてあったのをふと思い出して、
以前使っていたぼろぼろのティアドロップのコンドル(いまはスタンダード使ってます。)で実験してみることにしました。











①まずお湯を沸かします。





②沸騰!少し冷まします。





③コンドル投下。




④ん?んん~?









煮こむこと2分。

復活というか転生しました。

これってあたらしい形状ですよね。
名付けるならサイクロンシェイプか扇風機(ファンシェイプ?
ちなみにちゃんと飛びましたw


以上、おバカな内容でスミマセンでした~ヽ(´ー`)ノ

2012/11/15

ダーツメモまとめ

ここ1年EverNoteに書き連ねたダーツメモをまとめてみました。

考え方まとめ


師を求めず、師の求めたるところを求めよ
意味のある練習を心がける
楽に投げることを心がける
フォームを意識し過ぎない、感覚も大事だ
ダーツを楽しむことを心がける

11/15時点フォームまとめ


■スタンス
ミドル~ややクローズで。踵BULLを目安。腕の振りの反動を受け止められるように仰け反らない程度に踵に体重を乗せる。あまり前傾しない。

■セットアップ
腰(右足付け根) 肩 手首の向きと線を意識。
肘の位置については骨格的にまっすぐ振れるラインだと若干右に開くため
ダーツが多少左を向くが無理に手首でまっすぐに修正するとリリース右に流れる
→グリップを少し深めにすることでダーツの向きは改善

■テイクバック
セットされた位置から、顔の右側へ脱力して自然に肩に落とす
セットアップ時点から90度より鋭角なので、縮こまりすぎて
必要なテイクバック幅に達していないことがあるので注意。(クリケ19,17など特に)
長時間投げ疲れて肘がひじが下がってきているときも同様に注意。
真っ直ぐを意識し過ぎて肘を中に入れ過ぎない→右ズレ発生

■リリース
テイクバックで一番重さを感じるところから切り返す
構えたところを通すように意識すると、高さ安定。
狙い過ぎると持ちすぎる→下に垂れる→飛ばそうと力む→上半身動く→左ズレ発生
テイクバックの脱力の影響で崩れない程度のグリップ圧
グリップの形はテイクバック最下点で極力変えないように。
力が抜けているとダーツが抜けそうだが、腕を振り切るのを怖がらない。

■フォロー
フォローは握手の形ベスト。右や左に払っていないかチェックする
左にフォローしつつ手首右へ向いている時は大抵力んで肩が前へでているとき。
フォローの形からどんなスローをしたのかを考え、修正の参考にする

■グリップ
グリップポイントは第1関節から第2関節の間くらいでハマるところ
グリップ親指に乗せる感じで。重心が落ち着き、ダーツの発射角度が安定。
寝かせた親指をダーツの軌道イメージと矢の向きの基準に。

飛びが悪いときの原因


・ダーツに力がうまく乗っていない。
 →矢の向きと力を伝えるべき方向のズレ。
 →グリップポジションのずれ 
 →リリース時の肘のフライング
・セッティング
睡眠不足や疲れ
・力み(腕がスムーズに振りきれなくなる→手首の返りも悪くなる)

未整理

自分の骨格的に全てまっすぐは難しい。
テイクバック~リリースの間で「まっすぐ」な位置を探し、安定させる
押しのテイストを加える。どこで力を加えるのかが重要
テイクバックでダーツが重く感じるところからゆっくり加速
重さを感じる時はテイクバック脱力できていて、ダーツがやや上を向いているとき
早く(肩)からリリースしはじめる意識、手首重要?(意識し過ぎてすっぽ抜けに注意)
ブルを触りにいくイメージ→ラインは直線的にとらえておk
上半身を動かさないで投げるためにはひたすら脱力。届かないときは無理やり力で入れない。
小指(多分バレルに触れていない指)が開くとぶれる→グリップに影響があり難しい。
シャフトの軌道をイメージする

ん~もっとまとまる気がする!

2012/11/13

Rt.10

ついに・・・・遂にやりました!

念願のAフライト到達です!!!

目標であった年内中の到達ができました!
まだまだ到達段階ですが、こんなに嬉しいことはありません。
あまりに嬉しくて今朝の通勤電車では満員のなか、Aフライトに更新されたデータをみながらずっとニヤニヤしてましたw

でもまずは一緒に投げてくれているダーツ仲間、投げ方や考え方を教えてくださった上級者の方々、ブログ上でコメントをくださったり非常に参考になる記事を書いてくださっている方々に感謝したいと思います。
思うようにならず苦しいときは支えになり、楽しいことは何倍にもなりました。ありがとうございました!

思えば9月のRt.9到達から、ここ2ヶ月はかなりAフライトを意識してダーツをしていました。当然数字がチラついていたので、「勝つためにはどうしたら良いか?」ということはおざなりで、「負けてもスタッツがよければ安心」、みたいな思考パターンになっていたと思います。

その結果が先日のJAPAN CUP。
またしてもロビン落ちという残念な結果でした。

そういうこともありRt.10という数字は実戦値ではないのも痛いほどわかっています。あくまで技術的な最大値で「Aフラ」なだけであって、まだまだ大会とか試合では納得のいく成果がだせていません。

でもまあ、ひとまずそういうこたーいいんです。 
ぶっちゃけず~っとAフライトという称号が目標でしたから。笑

2013年はこのあたりのことを踏まえて、新しい目標を設定して練習していきたいと考えています。

ん~それにしても昨日は打った。絶好調でした。
僕はだいたい01の好調とクリケの好調はリンクしないんですが、昨日の平均値はデータのとおり、出木杉でした。

ちなみにRt.13が、

01:95.00 - 101.99
Cri:3.50 - 3.74

なので、昨日の結果が平均になればやっと見えてくるってことですね。
ここまできたら・・・(屮゚Д゚)屮 AAカモーン!!!